2013年9月15日日曜日

タイ文字の覚え方

こんにちは。

今日はタイ文字の覚え方について。

といっても、私は、タイ語の読み書きの能力は十分ではないし、書きに至ってはスペルを覚えてないからほとんど書けません。

今、特に、独学でタイ語を勉強している方のちょっとしたアイデアになればと思って、これを書きます。
専門家から見れば間違っている記述、方法もあるかもしれないけれど、一つの方法として読んでいただければ幸いです。

私のタイ語会話は、ほぼ独学です。(十分な能力はまだありませんが。)
会話がちょっとだけできるようになって、文字にも興味を持ちだし、自分でも少しずつはおぼえましたが、読み書きは、何年も前にプライベートレッスンで10日ほど学校には行きました。その時の指導が確かに後々の学習に役立っています。やっぱりプロですからね。

タイ語は話せる人は多くても、読み書きまでできる人となると割合としては少ないです。
多くのタイにあるタイ語学校では、まずは音声記号で会話や文法を学習し、後から文字を覚える方法をとっているように思います。
私は留学でタイに来ていないし、日本でもタイ語を勉強したことがないので、もしかして、いきなり文字を教える学校もあるのかもしれません。

文字については、私も知らなかった時は、コーカイ(にほんごのあいうえおみたいな)をそのまま覚えるものだと思っていました。
実際、昔の職場のタイに高校留学の経験がある外国人、昔の同僚のタイ人(プロではない)が私にタイ語を教えてくれた時も、コーカイの順に、高、中、低の子音の別を教えてくれました。

確かにコーカイを覚えていると、スペルを言えと言われた時に、コー・カイ(鶏のk)、サラ(母音)アという風に伝えることはできるので便利です。
あと、タイ-日辞典を引くには必要なのかもしれません。
また、絵入りの表を見ると、文字と言葉と絵と関連させて覚えることもできるますね。

もちろんコーカイも最初の部分(コー・カイのコーの部分)を注意深く正しく発音すれば、高子音とその他(中子音と低子音)は分けられます。
でも、発音規則を覚えるには効率が悪いというか、独学にはむずかしいですし、コーカイの順や内容を覚えるのは後でいい気がします。
外国人は、まずは、中子音、低子音、高子音のグループごとに文字を覚える方が効率がいいと思います。
それで、グループ分けに関しては、低子音が一番多いので、中子音と高子音を覚えて、それ以外が低子音と覚えるといいと思います。

あと、これはおすすめとは言えないかもしれませんが、タイ文字にはよく使う文字とほとんど使わない文字があるので、よく使う文字を先に覚えてしまうのも方法です。

子音と合わせて、長母音、複合母音を覚えて、声調記号がそれぞれのグループついたパターンを覚え、短母音、末子音と組み合わさった場合と勉強して行くようなのですが、私は全部を覚えていないのでここでは割愛します。(すべての教科書がそういう構成になっているとは言えません。)

子音のグループの覚え方で、タイの子供たちも使っているフレーズがあるので、ここでご紹介します。
これは、ある程度タイ語にふれたことのある人には関連づけられて覚えやすいかもしれません。

まず、中子音。

ガイ ジック デック ターイ ボン パーク オーン

タイ語で書けよ!って突っ込みが入ると思いますが、タイ語が打てないのですみません。
意味は、鶏が子供をつついて、水瓶の口の上で死んだ。

中子音の覚え方はこのフレーズで共通しています。

ドー・チャダ―(冠のd)とトー・パタック(牛追いの棒のt)は、このフレーズに含まれていませんが、ドー・デック(子供のd)とトー・タオ(亀のt)と一緒に覚えてしまえばいいと思います。
また、ドー・チャダ―(冠のd)とトー・パタック(牛追いの棒のt)は、(文字)あんまり使いません。

それからもう一点、中子音を覚えるヒント。
p、phなどの音は、どっちがどのグループだったけ?なんてことがありますが、中子音の中には、h(語気)が入る音はありません。

次に高子音。
高子音は、覚え方にバラエティーがあります。
中子音は、タイ人なら誰でも知ってるようですが、高子音はバラエティーもあるせいか、みんながみんな知っているようではなさそうです。(もしくは、コーカイの発音の時に注意しているから不要なのか?)

私がタイの子供用の本で出会ったのは、

ピー ファーク トゥン カーオ サイ ターン ハイ チャン

意味は、おばけは、米の袋を台に入れて(置いて?)私に預けた。

但し、この文ではすべての文字が含まれているわけではなくて、コー・クワット(ビンのkh)、ソー・ルースィー(仙人のS)、ソー・サラ―(休憩所のS)は含まれていません。
ただ、コー・クワットはKhは現在使われていない文字で、Sの音は、4つ中3つは高子音です。ちなみに1つはソー・ソー(鎖のS)で低子音です。

それから、最後にもう一点phとfの音を覚えるヒントを。
高子音と低子音にはそれぞれ似た形のものがありますが、pもfも丸が外向いているのが低子音、丸が内を向いているのが高子音です。

私の場合は会話が先行していたので、知ってる言葉とスペルが結びついて(正しい発音原則をマスターしていなくても)読める言葉もありましたし、文字に関しても学校に行った時点で初めて目にし、学習したわけではなくて、タイ語でよく使う文字を友達に教えてもらって、少しずつ覚えたり、絵入りのコーカイも見たりしていました。

私は、何が正しい学習方法かわかりませんし、人それぞれ向いている方法も違うと思いますが、私も友達によく使う文字から覚えるという方法を教えてもらったり、上記グループを覚えるフレーズを知って覚えやすかったのでブログでシェアしてみました。

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